院長のこだわり

上野拓也院長は、痛みや不調の原因や理由を患者にわかりやすく説明することを心がけている。
原因や理由を理解した患者は、その後の治療にもリハビリにも力が入り、高い効果が期待できるという。
専門学校卒業後も、知識・技術習得のために努力を続けてきた上野院長だが、「菜のはな整骨院」開院後の今、院長を頼って通院する患者のために、より一層の専門的で高度な知識・技術の深化と向上をめざす。

院長にインタビュー

——— 痛みのメカニズムを勉強しているそうですね。

痛みは、長時間続くことで脳に記憶されてしまいます。
痛みに強い人は、脳から脊髄を抑制する下行性抑制の効果が高いため、例えば100の痛みを感じたら、100の痛みを抑えらます。
それに反して、痛みに弱い人は、100の痛みを感じたときに30しか痛みを抑えられないため、70の痛みを感じてしまいます。
また、最近では、脳内の「セロトニン」という物質には痛みを和らげる効果があることがわかっています。
つまり「セロトニン」を増やすことで、痛みを軽減することが可能だということです。

——— 「セロトニン」を増やす方法はあるのでしょうか?

「セロトニン」を増やすためには、一定のリズムを刻む運動を続けることに効果があるといわれています。
ウォーキングやランニングがいい例ですね。
また最近、「セロトニン」は、脳からだけでなく、お腹や腸からも分泌されることが判明しています。
当院でも、歩けなかった患者様のお腹を高周波で温めたら、歩けるようになったという症例があります。

——— 痛みだけでなく、慢性的な肩こりに悩んでいる方も多いのではありませんか?

肩こりの原因の一つに「疲労物質が蓄積される」ことがあります。
筋肉のエネルギーは糖分です。
糖分を使うことで筋肉を柔らかく保っていられるし、筋肉を使えばエネルギーである糖分はなくなります。
しかし、筋肉を動かさずにいると、使われない糖分は疲労物質に変わって留まります。
ストレッチや筋トレには、筋肉を鍛えるだけでなく、糖分を消費する効果もあるんですね。
リズミカルに運動することで、「セロトニン」を分泌する効果も期待できますからね。

——— 今後の「菜のはな整骨院」の展望をお聞かせください。

今でも隔週で開院前に勤めていた整形外科の症例発表会に参加していますし、痛みに関するセミナーにも積極的に参加しています。
残念ながら、整骨院は保険でマッサージをするところと思っている方もたくさんいらっしゃいます。
しかし私は、痛みの研究をより深化させ、急性、慢性に限らず、患者様の痛みをとることに専門性を発揮できる整骨院に成長させていきたいとも考えています。

 

左の写真は、整形外科での症例発表会の風景です。